【laravel】intervention-imageで画像を圧縮したり、加工して保存する方法
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【laravel】intervention-image で画像を圧縮したり、加工して保存する方法についてまとめました。
環境
Laravel と PHP のバージョン
php v7.4.1
Laravel Framework 6.16.0
composer.json
"intervention/image": "^2.5"
インストールする方法
コマンドで
$ composer require intervention/image
をしてインストールします。
config/app.php を編集する
~~~~~~
'providers' =>[
~~~~~~
Intervention\Image\ImageServiceProvider::class
~~~~~~
]
~~~~~~
'aliases' => [
~~~~~~
'Image' => Intervention\Image\Facades\Image::class
~~~~~~
]
上記を追記します。
下記のコマンドをして、ファイルを追加する
$ php artisan vendor:publish --provider="Intervention\Image\ImageServiceProviderLaravelRecent"
このコマンドで config/image.php ができます。
driver を gd に指定するという処理が書いてあります。
gd とは、 Laravel に入っている画像処理のためのライブラリです。
実装方法
これ以降は全てコントローラの記述です。
use Image;
まず宣言します。
その後は、
今回の例では、
/storage/app/public/pop/pop1.png
にファイルがあるという前提になります。
$path = storage_path('app/public/pop/pop1.png');
$img = Image::make($path);
これで画像データを定義します(ファイルの指定は階層など間違えやすくややこしいです)
この
$img
をレスポンスで返せば画像が表示できます。
S3 の画像データを使う
S3 に限らず、公開されている画像には画像の URL を指定すれば使えると思います。
$img = Image::make('ここに画像のURL');
$img->resize(430, 430);
$img->encode('png');
$img->save('保存するパス');
画像と画像を重ねる方法
こんな感じで insert するだけです。
$img->insert($img2, 'top-left', 0, 30);
左上から横 0px、縦 30px の場所に挿入することができます。
テキストを挿入したり、透過させたりできます 。
画像の保存する方法
まず、Laravel のストレージに保存する
$filePath = storage_path('app/temp');
$img->encode('jpg')->save($filePath);
上記は一時フォルダに保存していますが、Laravel の機能で保存できます。
Laravel のストレージから S3 に保存する
$disk = Storage::disk('s3');
$uploadPath = 'upload';
$disk->put($uploadPath, file_get_contents($filePath), 'public');
このような感じで file_get_contents()を使って一時フォルダから S3 に保存しています。
一時ファイルの削除
普通に削除
Storage::disk('local')->delete($filePath);
特殊な例
これはダウンロード機能の場合
return response()->download($file, 'ファイル名.jpg', $headers)->deleteFileAfterSend(true);
deleteFileAfterSend(true)メソッドを使うと一時ファイルを消してくれます。便利。
以上です。
便利なライブラリなので記述自体は少なく、色んなことができます。
ファイルのパス指定が結構大変ですが、エラー文をよく読んでチャレンジしてみてください。
まとめ
以上です。
Intervention-Image を使って、画像を加工してみました。
Resize や webp を使えば、大きすぎる画像のサイズを小さくすることが可能なので、おすすめです。
それでは!